サン・ミシェル広場 Place St-Michel


 彼らは巴里の二カ所で会合していた。一つは市場の近くのコラントと呼ぶ居酒屋、これは後になって問題となるものである。それからも一つは、パンテオンの近くで、サン・ミシェル広場のミューザンという小さな珈琲店、これは今日なくなっている。第一の集会の場所は、労働者の出入りする所で、第二の方は学生の出入りする所だった。(三部四編一章)




 何はともあれサン・ミシェル広場!

 待ち合わせに使われるにぎやかな広場です。滞在中、行きたいところをぐるぐる歩いて回っていると、なぜかいつもここに戻ってきてしまいました。別行動だった友人も同じことを言ってました。やっぱりここが中心部なんでしょうか。

 中央の像は、天使ミカエルが足の下にサタンを踏みつけにして剣を振りかざしているところだそうです。と聞きました。
 さすがです。なんというかもう、この状況ではアンジョルラスしか思い浮かびません。さすが戦いの天使。

 とりあえず、時間はあったのでたっぷり眺めてきました。

 すぐ脇に大きな本屋さんがあったので、ちょうどいいやと原語版レミゼを購入。読めないし、勉強して読もうという気概もありませんが、まあ記念に。
 パリの古地図のコピーなんかも複数種売られてましたが、レミゼとは時代が違ったのでこれは置いてきました。


最寄駅:RER C線, 4番線 St-Michel