ポントアーズ街十四番地 14, rue de Pontoise


 彼はサン・マルソー郊外の方へ行って、見当たり次第の店で、警察部長の居所を尋ねた。
 ポントアーズ街十四番地というのを教えられた。(三部八編十三章)


 ヴァルジャンが幼いコゼットを連れて逃げる際にも登場した、警察の派出所。約八年の後にマリユスがここを訪ねます。ストーブで外套の裾を焦がしちゃってるインスペクターが思いがけなく可愛いです。

 今と昔で場所が同じとは限らないし、別に何か特別なものがある期待をして行ったわけではありません。
 でも、これはちょっと予想を超えてました。




 まさかポントアーズ街十四番地が、日本料理店になってるなんて。

 意表を突かれて笑ってしまいました。

 この近所に警察博物館(Musee de la Prefecture de Police)があるんですが、忘れてて行きそびれました。なんか、こんなことばっかりしてるような気が。
 もしまたパリに行く機会があれば、ぜひ行かなくてはと思って‥‥って、まだ行く気か私。


 最寄駅:RER C線 Maubert Mutualite